Eclipse+XdebugによるPHPのデバッグ方法

Eclipse+Xdebugを使って、PHPプログラムのデバッグをする方法を解説します。
EclipseとXdebugは個別にインストールすることもできるのですが、Pleiades All in Oneで、XAMPPとともにローカル環境にまとめてインストールしている前提で解説します。

Pleiadesのインストール方法は、下記の記事を参照してください。

「Pleiades All in Oneによるローカル開発環境の構築方法」

<本文>
【記事執筆時の確認環境】
Windows 7 Professional 32bit SP1
Eclipse 4.3.2
XAMPP 1.8.2
PHP 5.4.19

デバッガを有効にする設定

XAMPPフォルダの下に、「php\php.ini」がありますので、デバッガを有効にする設定をします。

Pleiades ALL in Oneをインストールすると、「php.ini」の中の[XDebug]セクションに以下の設定がされているので確認します。

これらが設定されていると、基本的にデバッグ機能は動作します。

Eclipseでの設定

Eclipseを起動し、メニューの[ウィンドウ]-[設定]をクリックします。

左ペインから、[PHP]-[デバッグ]をクリックします。
下記のように設定されていることを確認します。

PHPデバッグ設定画面

[最初の行でブレーク]にチェックが入っていると、デバッグ開始時には最初の行で処理が中断します。
これを解除するにはチェックを外します。

デバッグの実行

デバッグ実行時の流れとしては、以下のようになります。

ブレークポイントの設定

ソースコードで、処理を止めたいところの行番号をダブルクリックすると、行番号の左に○が付き、ブレークポイントを設定できます。

ブレークポイントの設定

デバッグの開始

虫のマークをしたデバッグアイコンをクリックします。

デバッグの開始アイコン

最初にデバッグを開始した時は、下記の「パースペクティブ切り替えの確認」ダイアログが表示されます。
[常にこの設定を使用する]にチェックを入れて、[はい]をクリックします。

パースペクティブ切り替えの確認ダイアログ

デバッグパースペクティブに変わり、ブレークポイントで処理が止まります。
この状態で変数の値などを確認できます。

ブレークポイントでの処理中断

処理を再開するには、F8キーを押すか、再開アイコンをクリックします。

再開アイコン

ステップ実行

1行ずつ実行したい時は、ステップインアイコン(F5キーでも可)と、ステップオーバーアイコン(F6キーでも可)を使います。
ステップインでは、メソッドの中に入り処理を追ってくれます。

ステップイン・ステップオーバーアイコン

デバッグの終了

[Ctrl]+[F2]キーを押すか、終了アイコンをクリックします。

終了アイコン

終了すると、ブラウザにメッセージが表示されます。

終了メッセージ

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