講座概要 - Webの基礎マスター講座
インターネットが普及して以来、Webサイトの数は爆発的に増えてきました。
"Web" とは、正式には「WWW(World Wide Web)」といって、インターネット上で実装されたハイパーテキストシステムです。その言葉自体、最近ではさまざまな意味に使われており、なかには、「Web = インターネット」あるいは「Web = ホームページ」と思っている人もいます。まあ、正解ではないにしても間違っているとも言えません。
インターネット上で展開するサービスに使われる技術の代表格が "Web" のため、これほどまでに意味不明のまま広がったのだと思います。
この講座では、最低限知っておいたほうがよいと思われる Webの基礎知識について解説しています。これから Web を勉強しようと思っている人のための記事です。自分で Webサイトを制作するだけのスキルがないため、業者に制作を依頼する場合でも、これ位は知っておくべきという内容にしています。
Webに関連する言葉の意味
"Web" という言葉自体があいまいで、複数の意味で使われるようになっていますが、ここでは Web の世界で使われる代表的な言葉をピックアップして説明してみます。
Webサイトが生まれた経緯
Webサイトは、インターネットがあるからこそ存在しますが、さまざまな技術を背景に生まれています。ここでは Webサイトが生まれた経緯を順を追って説明します。
Webを支える3つのキーテクノロジー
Web は、インターネット上の文書を相互参照するシステム全体を指しますが、この Web はたくさんのテクノロジーから成り立っています。ここではその中から、覚えておくべき3つのキーテクノロジーをあげます。
Webページが表示される仕組み
普段パソコンやスマホで、何気なく Webサイトにアクセスしていますが、ページが実際に表示される仕組みはどのようになっているのでしょうか? 今回はそれを解説してみます。
Webサイト公開に必要なもの
Webサイトはローカル環境でパソコンを用いて制作し、ローカル環境内だけで表示することも可能です。しかし、実際はインターネット上に公開し、不特定多数のユーザーが閲覧できるようにしなければなりません。公開するためには何が必要になるか説明します。
Webサイトの構成
Webサイトはたくさんのファイルで構成され、されらをサーバーの適切なディレクトリに格納する必要があります。それにより外部からアクセスできるようになります。そういった作業一切を含めて、「Webサイトを構築する」といいます。ここでは Webサイトがどういう構成になっているか説明します。
HTMLとCSS
Webサイトを構成するファイルで中心になるのは、「HTMLファイル」と「CSSファイル」です。どちらも定められた書式に従いコーディングしなければなりません。HTMLとCSSの知識不要と宣伝するサービスも多いのですが、基礎だけは覚えておきましょう。
Webサイト公開までの一般的なステップ
Webサイトを制作し公開する手順は、どのようなツールやサービスを選択するかで異なります。毎年新しいサービスが生まれていることもあり、「この通り」という確固たる手順は存在しません。ここでは従来からの一般的なステップを紹介します。各種のツールやサービスはこのステップのどこかを省略したり便利にするものです。