Webを支える3つのキーテクノロジー
Web は、インターネット上の文書を相互参照するシステム全体を指しますが、この Web はたくさんのテクノロジーから成り立っています。ここではその中から、覚えておくべき3つのキーテクノロジーをあげます。
URI(Uniform Resource Identifier)
インターネット上のリソース(ファイル)を特定する表現形式で、URL(Uniform Resource Locator)を拡張したものです。URI と URL は混同して使われていますが、厳密な意味を求められるケースはほとんどないので、通常の会話の中では問題ありません。
URI は Webサイトのアドレスを示すために用いられるため、一般的には "サイトアドレス" や "ホームページアドレス" という言葉のほうが馴染みがあります。
URI(URL)の構造は以下になります。
HTTP(Hypertext Transfer Protocol)
Webブラウザと Webサーバーの間で用いられる通信プロトコルのことです。このプロトコル(規約)に沿った手順を用いて、文書情報などをやりとりします。サイトアドレスの最初にくる "http" はこれを示しています。
また最近では、セキュリティの問題から、通信内容を暗号化するプロトコルの "https" が主流になっています。今後 Webサイトを構築する際は、サイトアドレスとして http ではなくて https を使うようにしましょう。
HTML(Hypertext Markup Language)
Webページを記述するための言語のことです。大半の Webページはこの言語を用いて作成されています。ブラウザはこの言語で書かれたページ情報を解釈して、画面にどのように表示するか処理しています。
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